アミノ酸

アミノ酸タンパク質を構成する最小単位です。
脳、筋肉、骨、内臓、血液、神経伝達物質など人間の身体はアミノ酸でできています。

人間の身体を構成するアミノ酸は全部で20種類です。
それらが個々に、また組み合わさることで、さまざまな働きを担います。

アミノ酸の働き

  • アミノ酸は体内の連絡役である神経伝達物質の材料となります。
  • アミノ酸は肌のいろいろな組織の材料になります。
  • アミノ酸はウイルスなどと戦う免疫細胞の材料になります。
  • アミノ酸はエネルギー源になり、疲労物質の発生を抑えます。
  • アミノ酸は肝機能をサポートし、アルコール分解を助けます。

アミノ酸の取り方

サプリメントの場合、アミノ酸は約30分で吸収されます。
体力や燃焼を期待するときは30分前に、また肌や肝臓など機能アップを期待するときは就寝前がベストです。
就寝中に成長ホルモンとともに目的の場所へ到達します。

小さいお子さん(12歳くらいまで)のサプリメントなどでの摂取は避けたほうが良いでしょう。

アミノ酸を多く含む食材

動物性:牛肉の赤身、マグロの赤身、サンマ、サバ、イワシ、牛乳、ヨーグルト、チーズ
植物性:豆乳、木綿豆腐、豆の煮物、タケノコ、バナナ

タケノコの切り口を良く見ると白い粉が付いていることがあります。
これは、集中力を高めるアミノ酸・チロシンが結晶化したものです。

ほかにも、牛乳やバナナには脳をリラックスさせるアミノ酸トリプトファンが豊富に含まれています。

アミノ酸タンパク質)の1日摂取量基準

成人男性70g 成人女性55g

アミノ酸の種類と効能

アミノ酸の20種類

  • バリン、メチオニン、グルタミン酸、アラニン、ロイシン、フェルアラニン、グリシン、プロリン、イソロイシン、トリプトファン、アスパラギン、セリン、スレオニン、ヒスチジン、アスパラギン酸、チロシン、リジン、グルタミン、シスチン、アルギニン

アミノ酸の効能効果

  • 体力増強:バリン、ロイシン、イソロイシン、アルギニン
  • 脂肪燃焼:リジン、プロリン、アラニン、アルギニン
  • 免疫力アップ:グルタミン、アルギニン
  • 肌の健康:プロリン、アルギニン、シスチン
  • 脳の活性:チロシン、トリプトファン
    肝機能アップ:アラニン、グルタミン

 

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