ビタミンDの効能効果

歯・骨の強化、動脈硬化予防、心臓疾患予防、糖尿病予防、うつ予防、認知症予防、筋力低下予防など

ビタミンDは歯の表面のエナメル質を保護しています。
ビタミンDカルシウムの代謝調節をしています。
体内のホルモンなどと協力して、カルシウムの貯蔵庫である骨からカルシウムを必要な各細胞へ送ります。

さらにカルシウム不足の緊急事態には腎臓に働きかけ、尿によるビタミンDの流失を抑え、再吸収を促します。

ビタミンDが不足すると、骨粗しょう症や骨軟化症などを引き起こすこともあります。

ビタミンDは紫外線によって体内でも生成され、かつ活性化されます。
骨や筋肉など子供の成長にとって必要不可欠なのがビタミンDで、幼稚園での「外でのお遊び」はビタミンDの紫外線による活性化を促す大切な時間となります。

また、ビタミンDは胎児の成長にも欠かせないビタミンです。

ビタミンDを多く含む食品

  • サンマの開き、イワシの丸干し、シラス干し、身欠きニシン、干しシイタケ、キクラゲ

ビタミンDの1日摂取基準

  • 成人男性5μg、成人女性5μg
    ちなみにサンマの開きなら約2/5尾です。

ビタミンDを効率よく摂取するのに、乾物がおすすめです。
天日乾燥させると、紫外線の力によってビタミンDは活性化されます。
シイタケで約8倍、イワシで約5倍、キクラゲで約10倍になります。

骨にとってはビタミンDと一緒にビタミンB6を取ると、より効果的です。

ビタミンDの過剰摂取は、カルシウムの体内での沈着を招き、腎臓などに負担がかかります。
ただし、食材での過剰摂取は考えられないレベルなので、サプリメントの服用時などには注意する必要があるでしょう。


 

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