ビタミンB1の効能効果

脚気予防、多発性神経炎予防、末梢神経異常の予防、便秘予防、浮腫予防、疲労回復など

野菜・果物のビタミンB1は、少量ずつ多くの種類に含まれているのが特徴です。
ビタミンB1は体内で、ご飯やパン、めん、砂糖などの主成分である糖質を分解して、エネルギーに変えるのに必要です。

ビタミンB1は筋肉に生まれるエネルギーの燃えカス「乳酸」を処理します。

ビタミンB1が不足すると糖質の代謝が、スムーズにできず、乳酸などの疲労素が体内のあちこちに溜まってしまいます。

その結果、体がだるく感じたり、とても疲れやすくなったり、いくら寝ても眠いといった症状が出てくるのです。
手足がむくんだりするのもビタミンB1不足です。

また、脳や神経に作用して、正常に働くよう調整しています。
大切な脳や神経をクリアにするのにB1は不可欠です。

ビタミンB1はストレスを解消するために、たくさん使われています。
また、体内のアルコールを分解するのにも使われています。

水溶性のビタミンB1は汗にも流れ出てしまいます。
これは夏バテの原因の一つで、さらに食欲がない場合はビタミンB1の補充もできないので、疲労回復にも時間がかかってしまいます。

現代日本人に広がる慢性疲労。
あるデータによると、日本人の8割がビタミンB1不足の傾向にあるといわれています。

ビタミンB1を多く含む食品

  • 乳製品、豚肉、ウナギ、玄米、豆類、胚芽、卵など。

 

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