コラーゲンの効能効果

骨粗鬆症予防、関節炎予防など

コラーゲンは、動物の骨、軟骨、象牙質、腱、皮膚、角膜などの結合組織を構成する主要なタンパク質のひとつで、体の総タンパク質の30~40%を占めています。

細胞や組織をつなぎ合わせる役割を持ち、身体の形成や機能の正常化に欠かせない成分です。

骨はコラーゲンを骨格にして、リン酸カルシウム(ヒドロキシアパタイト)が沈着してできています。
骨をビルに例えるなら、コラーゲンは鉄骨といえるでしょう。

コラーゲンは、骨にカルシウムが定着するのを助けたり、関節の軟骨部では、潤滑油的な働きをします。
これらの作用により、骨を丈夫にし、骨粗鬆症や関節炎を予防します。

コラーゲンの生成に関与しているのがビタミンCで、ビタミンCが不足すると、コラーゲンの生成が上手くいかず、細胞の結合が弱くなってしまいます。

つまり、ビタミンCと合わせて取ると、コラーゲンの効果がアップすることになります。

コラーゲンを多く含む食品

  • 鶏肉(手羽・ガラ・胸・砂肝・レバー)、豚肉(豚足・豚耳・スペアリブ)、牛肉(牛筋)、カレイ、エビ、貝類、ドジョウなど。


コラーゲンの賢い取り方

コラーゲンは、鶏、牛乳、豚などの骨や皮に多く含まれています。
牛すじや手羽、ガラなどを調理し、よく煮込んで煮汁ごと食べると良いでしょう。
コラーゲンは水溶性なので、成分が煮汁に溶けだしています。

おすすめメニュー「春菊と鶏肉の炒め物」

材料

  • 春菊1束200g、鶏胸肉1枚、ゴマ油小さじ1、酒大さじ1/2、片栗粉大さじ1/2、塩少々。
    調味料A(鶏がらだし顆粒小さじ1/3、水大さじ3、酒大さじ1、塩小さじ1/3、コショウ少々)

作り方

  1. 春菊はサッとゆでて冷水にとり、水気をしぼり、食べやすい大きさに切る。
  2. 鶏肉は細切りにして、塩と酒で下味をつけ片栗粉をまぶす。
  3. 中華鍋に油を熱して鶏肉を炒め、火が通ったら春菊を加えて炒める。
  4. 調味料Aを加えて味を調え、仕上げにゴマ油をまわし入れる。


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