鉄の効能効果

貧血の予防、動悸・息切れ予防、めまい・頭痛予防、食欲不振・消化不良予防、集中力や思考力の低下予防、乳児の発育不良の予防など

鉄の多い食品はなんといってもレバーですが、緑黄色野菜にも、けっこう多く含むものがあります。

鉄不足による貧血は良く知られていますが、これは赤血球のヘモグロビンに含まれる鉄が不足すると赤血球が小さくなり、形もふぞろいになり、色も白っぽくなってしまいます。
ヘモグロビンの量も減少するので、顔色が悪くなる症状が表われます。

赤血球の鉄は酸素と結びついて血管の末端にまで運ぶ役割をしていますが、鉄不足では酸素の運搬が十分にできず、酸素欠乏症状が起きてきます。
さらに筋肉に含まれる鉄の貯蔵酸素も減り、細胞内の鉄を含む酵素の働きも悪くなってしまいます。

その結果、疲れやすく、少しの運動でも動悸や息切れを起こしやすく、めまいや頭痛、食欲不振や消化不良などを起こし、集中力や思考力の低下などもみられます。
また、慢性化すると呼吸数が増すことから、心臓への負担も懸念されます。


 

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