パントテン酸の効能効果

頭痛予防、動悸予防、抗ストレス作用など

パントテン酸は、自然界では動物や植物に広く分布します。
人体では、腸内の大腸菌が自身で合成している成分なので、通常の食生活をしている人であれば、とくに心配する必要はありません。
しかし、不規則な生活でパントテン酸が不足すると、ストレスに対抗できず皮膚炎や腸炎、円形脱毛症、頭痛、動悸などが起こります。

パントテン酸は忙しくて複雑な社会に生きる現代人には、とくに必要なビタミンといえるでしょう。

体がストレスを受けると、副腎から副腎皮質ホルモンが分泌され、ストレスに対抗する体勢をつくります。
その作用を行うのがパントテン酸で、とくに鶏、豚、牛のレバーに多く、魚や緑黄色野菜にも含まれています。

ストレスや風邪に強い心身をつくるために、ビタミンCと一緒に十分摂りたいビタミンです。

パントテン酸を多く含む食品

  • 鶏レバー、豚レバー、牛レバー、子持ちガレイ、ニジマス、納豆、鶏モモ肉、鮭、イカなど。

パントテン酸の取り方

パントテン酸をもっとも多く含んでいるのはレバーですが、そのほか魚介類や納豆にも多く含まれています。

おすすめメニュー「イカのホイル焼く」

【材料】

  • イカ1パイ、塩・コショウ少々、えのきだけ1袋80g、キャベツ大2枚200g、ネギ50g、
    調味料A(味噌大さじ1、酒大さじ1、豆板醤小さじ1/2)

【作り方】

  1. イカのワタを除き、胴足を一口大に切り分けて、塩、コショウをふる。
  2. えのきだけは石づきを除き、小房に分ける。
  3. キャベツは一口大に切る。
  4. ネギは斜め切りにする。
  5. アルミホイルの上にキャベツをしき、イカ、えのきだけ、ネギをのせ、調味料Aのタレをかけてアルミホイルで包み、200度のオーブンで10分ほど焼く。

 

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