ネギオールの効能効果

ネギや玉ネギ、ニンニク、ニラなどの独特の刺激臭や辛味は、硫化アリルやアリシンという揮発性の成分です。

ねぎ

これらは硫黄化合物の一種で、強い抗酸化作用があり、活性酸素を除去するとともに、免疫力を高めてガンの発生を抑制する優れた働きがあります。

一方、ネギの白い部分に含まれるネギオールと呼ばれる成分には、強い殺菌作用もあり、胃炎や胃潰瘍、胃ガンの原因になるピロリ菌にも効力を発揮し、風邪を予防する効果も強力です。

ネギオールには、発汗作用を促進する働きもあり、風邪をひいたときに、昔ながらの知恵で、ネギの白い根の部分を細かく刻み、煎じて飲んだり、たくさん食べると、発汗が促されて熱を下げてくれます。

また、お酒と一緒に煎じて飲むと、のどの痛みや咳、痰を切る効果も期待できます。

ネギオールの賢い取り方

ネギの独特の臭いの素は、硫化アリルで、血行を良くし、風邪を治す働きがあります。

ネギの白い部分にはネギオールと呼ばれる成分が含まれており、風邪の予防、改善効果が期待できます。

ネギを生で薬味などに使う時は、水にさらすと栄養分が損なわれてしまうので注意が必要です。
加熱するときも手早く行うことが大切です。

おすすめメニュー「焼きネギのからしマヨネーズ添え」

材料

  • ネギ1本80g、塩少々、マヨネーズ小さじ1、練りがらし少量

作り方

  1. ネギは3cmの長さに切り、3個ずつ串に刺す。
  2. グリルか焼き網にのせ、弱火でゆっくり焼く。
  3. 皿に盛り、塩少々をふり、マヨネーズにからしを混ぜたものを添える。

 

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