中国の文献による白菜の効能

南北朝時代の文献 名医別録より

  • 白菜は。おもに胃腸に良い効果がある。
    また、胸のむかつきを取り除き、飲酒後の口の渇きを解消する。

唐時代の文献 食療本草より

  • 熱のある人が白菜を食べると、熱が下がる。

明時代の文献 食物本草より

  • 白菜は消化が良い。
    また、瘴気(山林中の高温多湿による伝性病)を治し、内臓を調和させるなどの効果もある。


白菜

日本では、鍋料理や漬け物に使う白菜ですが、中国では炒め物や煮込み料理などで主に使われてます。

北京などでは冬の間、自宅に掘った穴の中に、20~30個の白菜を保存し、毎晩のように白菜を食べるといいます。
暖房で乾燥するため、水分補給に白菜は最適な食材だからです。

白菜には、牛乳に負けないほど多くのカルシウムが、含まれており、さらに、鉄、カリウムビタミンAも豊富に含まれています。

中国のことわざにある「白菜と豆腐は平安を保つ」が、科学的にも立証されたわけです。

白菜はアブラナ科に属し、さまざまな種類がありますが、おもに「大白菜」と「小白菜」に分けられます。

日本でいうハクサイは、「大白菜」に入ります。

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