中国の文献によるナツメの効能

上古時代の文献 黄帝内経より

  • なつめは、脾臓に効果的な果物で、「脾経」(十二経脈の一つ)に関する病気は、なつめを多く食べれば治せる。

唐の時代の文献 備急千金要方より

  • なつめは、心、腹の悪い「気」を取り除き、体を安らかにし、脾の「気」を養い、胃の「気」を平らげ、九つ穴(両眼、両耳、両鼻孔、口、両便孔)の詰まりを通すことができる。
    「通液」(体液)の不足を補い、四肢のけだるさを治す。