中国の文献による落花生の効能

明時代の文献 より

  • 落花生は、塩水で煮て食べると、肺結核による虚弱、咳、客血、急激な痩せなどの症状を治す。
    炒って食べると、のぼせが強くなるが、血行を良くし、一切の寒気による腹痛を治す効果がある。

清時代の文献 本草網目拾遺より

  • 落花生は、肺に潤いを与え、脾臓に栄養を与える。
    また、胃を温かくする。
    炒って服用すると、食欲を増し、腸の働きを滑らかにするなどの効果がある。


落花生

昔の中国では、落花生をよく食べると長生きできると信じられていたため、「長生果」とも呼ばれていました。

落花生は、16世紀前後、南洋群島から中国の福建に伝わり、当時は「番豆」と呼ばれていました。

後に明王朝になってから、南京で栽培されるようになると「南京豆」とも呼ばれるようになります。

その後、ラッカセイの花は咲いたら土に落ちて、土の中で果実を結ぶため、「落花生」という名が最終的に定着しました。

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