中国の文献による川エビの効能

唐時代の文献 食療本草より

  • 子供の皮膚に、粟のような赤い点や白い点が出たら、川エビをつぶして塗れば良い。

唐時代の文献 本草拾遺より

  • 川エビを食べれば5種の痔疾を治せる。

明時代の文献 本草網目より

  • 川エビで「あつもの」を作って食べれば、婦人の腹中のしこりによる月経不順などによい。
    また、男性の精力を強くし、風邪による多痰、皮膚の各種の潰瘍や湿疹を治す。


エビには、川で獲れるものと、海で獲れるものがあります。

川エビの中では、芝エビが代表的なものですが、海エビに比べ、川エビの方が、昔から高く評価されてきました。

川エビの場合、東部にカルシウムを多く含んでいるので、頭部を捨てるのはやめ、できるだけ食べるようにしましょう。

年をとると、カルシウムの吸収能力が低下し、体内の骨が少しずつ減ってしまい、骨粗鬆症になる人が大勢います。

中高年や更年期後の人は、カルシウムを適切に補充すれば、健康を維持し、骨粗鬆症を予防することができます。