中国の文献によるサクランボの効能

明時代の文献より

  • さくらんぼは、皮膚に潤いを与える。
    酒に浸して飲むと、半身不随、四肢のしびれ、腰や足の痛みなどを治す効果がある。

南北朝時代の文献 名医別録より

  • さくらんぼは、内臓のバランスを調和させ、脾臓によい。
    また、さくらんぼは、顔色を良くする効果がある。


サクランボ

中国では、昔から、サクランボは毎年いちばん初めに収穫できる果物であったため、皇室が先祖を祭る供え物には、必ず使われていました。

また、歴代の皇帝は、サクランボを重用して、国事や科挙(官吏の登用試験)で選抜された役人たちの祝いの宴会に、サクランボを振る舞ったりしました。
サクランボが熟す季節には、大臣たちと宴会を開き、賞味することも良くあったそうです。

>>サクランボの効能