サクランボ

漢方医学でサクランボは、体内の悪い気を取り除き、あらゆる「虚症」（各種の虚弱の症状）に効果があるとされています。

また、サクランボは半身不随、四肢のしびれ、貧血や痛風、リウマチ、血行不良、食欲不振、下痢などに用いられています。

サクランボの成分

• 糖質、カルシウム、タンパク質、カリウム、カロチン、ビタミンA,C,E,P、リン、クエン酸、酒石酸、鉄など。

確認されているサクランボの効能

• サクランボに多く含まれるビタミンEは、老衰の原因である遊離基（がんを引き起こすもとになる人体内の弊害物質）を排除し、体内の不飽和脂肪酸の酸化を阻止します。

• 人体に鉄分が不足した場合、体力低下、脳神経損傷、成長の遅れ、骨格の異常成長、マクロファージの食菌能力の低下、免疫力の低下など、全身にわたってさまざまな問題を引き起こします。
  サクランボは、鉄分の含有量がリンゴやナシの20倍もあり、鉄分を補給するには最適な果物と言えるでしょう。

• 妊娠や授乳期の女性、発育時期の子供は、鉄欠乏性貧血になりやすくなります。
  その他、ケガや内臓出血、吸収代謝の失調や頻繁な輸血によっても鉄不足になります。
  サクランボの鉄は、人体への吸収率が高いので、関節炎、リウマチ、痛風など、鉄分の不足と関係ある病気にも適しています。

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