中国の文献によるじゃがいもの効能

現代の文献 湖南薬物志より

  • じゃがいもは、内臓に栄養を与え、脾臓や胃を壮健にし、体内の熱を取り除く。
    また、耳下腺炎、軽度のヤケドなどの症状を治す。

現代の文献 中薬大辞典より

  • じゃがいもは、身体の気の不足を補い、脾臓を元気にして、消炎などの効果があり、耳下腺炎、ヤケドを治す。


じゃがいもの栄養分は、ほぼ完璧で、栄養学者はじゃがいもを植物の王と称しています。

ある実験で、1日に必要な栄養素は、牛乳とじゃがいもだけで得ることができるという結果が報告されています。

じゃがいもは、カリウムを多く含み、食べると満腹感もあることから、理想的なダイエット食品とも言えるでしょう。

中国では、鶏毛菜という野菜と、スライスしたじゃがいもで作ったスープが有名です。
日本で鶏毛菜は手に入れにくいため、代わりにつまみ菜を使うと良いでしょう。

インドでは、ヤケド患者の治療にじゃがいもの皮を用いて効果をあげており、中国の病院にも、同じような成功例があります。