パイナップル

パイナップルは、トロピカル風の料理、とりわけ肉料理のつけ合わせとして利用されることが多いフルーツです。
そこには、単なる彩り以上の深い意味があるのです。

パイナップル

じつはパイナップルには、プロメリンという酵素が豊富に含まれており、この成分にタンパク質を分解する作用があるのです。
よって、一緒に調理・食べる事で肉をやわらかくし、消化吸収が良くなる上、独特の酸味が味をひきたてます。

たとえば、中華料理の酢豚に入っているパイナップルなどが、その典型といえます。

パイナップルの栄養面では、ビタミンB1、B2、Cや食物繊維を豊富に含んでいます。

パイナップルに含まれる微量ミネラルのマンガンは、植物性の食品に多く含まれ、骨の石灰化に関係します。
マンガンは糖質・脂質・タンパク質の代謝に働く酵素を構成するともいわれ、とりわけ成長期には必要な栄養素です。

パイナップルは肉をやわらかくするので、肉料理の相棒におすすめです。

パイナップルの注目成分



確認されているパイナップルの効能

  • パイナップルに含まれるプロメリンは、肉をやわらかくし、消化吸収を促進させます。
  • パイナップルの酸味の成分はクエン酸は、体内に吸収されやすく胃液分泌を促す効果が大きく、プロメリン同様、消化促進に力を発揮します。
  • 酵素のプロメリンには、消炎作用、腸内の過剰発酵を抑える作用があり、整腸やおなかの張りにも効果的です。
  • パイナップルのビタミンB1は、糖質の分解を助け、新陳代謝を良くして疲労を回復させます。
    ビタミンB2も、糖質と脂質の代謝を促し、細胞の再生や成長に関係するほか、ビタミンCには風邪予防や抗ストレス、細胞同士をつなぐコラーゲンの生成、美肌などの働きがあります。


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