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漢方医学でワカメは、体内の悪い熱を下げ、体液を増やし、便秘を解消し、甲状腺腫やリンパ節結核消すなどの効能をもつと考えられています。
また、男性の性機能低下、女性のおりものの症状を改善するためにも用いられます。
ワカメの栄養は大変豊富で、タンパク質、鉄、ビタミンA,B1,B2、Cなどは、コンブより多く、中にはコンブの数倍にのぼる栄養素もあります。
このため、ワカメは海の野菜といわれます。ワカメには、ヨウ素とカルシウムも多く含まれています。
近年の研究では、ワカメには血液中の中性脂肪の分解を助ける働きがあることが分かってきました。
仕組みはまだ解明されていませんが、ワカメが肥満の予防に役立つと考えられます。
タンパク質、食物繊維、アルギン酸、多糖類、ビタミンA,B類,C、カルシウム、ヨウ素、数種のアミノ酸、マンニトール、フィトールなど
ワカメの成分のおよそ30%は食物繊維です。
食物繊維は人間の消化酵素では消化されない食品成分のことで、水に溶ける水溶性と水に溶けない不溶性の2種類があります。
ワカメの食物繊維は水溶性食物繊維のアルギン酸が多く、不溶性食物繊維のセルロースもいくらか含まれています。
水溶性食物繊維は海藻類全般に多く含まれますが、ワカメはヒジキなどとともに含有量が多い。
海藻のほかには、リンゴや柑橘類の皮に含まれるペクチン、コンニャクの成分のコンニャクマンナンなども水溶性食物繊維の仲間です。
水溶性食物繊維は胃や腸で水に溶け、食品の水分を抱き込んで粘度の高い状態になります。
それが健康に有効な様々な作用をもたらします。
日本人1人が1日に食べるワカメの量は乾燥品で5.8gで、そこから1.8gの食物繊維がとれます。
食物繊維の1日の必要量は20g~25gです。
ワカメは食物繊維をとるのには効率のよい食品といえます。