中国の文献による牡蠣(カキ)の効能

上古時代の文献 神農本草経より

  • カキは、マラリアの熱を取り除き、精神の不安などを落ち着かせ、リンパ節腫などを取り除く。
    よく食べることで、骨と関節を強壮にし、寿命を延ばす。

明時代の文献 本草綱目より

  • カキは、胃と脾臓の痛み、結核などを消す効果がある。

南北朝時代の文献 名医別録より

  • カキは、関節に溜まった悪い熱などを取り除き、胸部のむかつきを取り除く。
    また、下痢、便秘、夢精、のどの腫れや痛み、咳などを治す。