日焼けは皮膚のサビ

男性も紫外線対策が必要

紫外線による日焼けは、大量の活性酸素によって皮膚がダメージを受けた状態です。

白内障は、老化とともに発症率が高くなりますが、1年中紫外線を浴びることが多い農業や漁業の従事者は、白内障の発症年齢が早い傾向にあるようです。

紫外線対策というと、女性が肌の美しさを守るためにするものと思われがちですが、白内障や皮膚ガンなどの発生を抑えるために、男性も必要です。
屋外での仕事や、ゴルフや釣りなどアウトドアのレジャーの際には、紫外線対策を忘れずに。

  • 紫外線対策防止効果のある日傘や、サングラス、つばの広い帽子で目や皮膚を守る。
  • 白い日傘より黒い日傘にしたほうが良い。白だと反射しながら紫外線を受けてしまう。
  • 日焼け止めクリームはこまめに塗る。一般に2時間しか持たないことを知っておく。
  • 8月より5月のほうが紫外線が強く、曇っていても紫外線は通過するので要注意。


紫外線は、UVA、UVB、UVCの3種類がある

地上に届く紫外線のUVA、UVBは、皮膚の角質層まで入り込み、活性酸素を増やすなどの悪影響を及ぼします。特に、UVBは、サンバーンやサンターンといわれる日焼けを起こし、メラニン色素の発生を促進させたり、色素細胞を傷つけたりします。

UVCは、最も有害な紫外線ですが今のところ地上には届いていませんが、大気中のオゾン層の破壊が進むと、UVCも地上に到達し、またUVBの量も増えるなどしてガンの発症率が高まることが予想されています。