キャベツ

原産地はヨーロッパです。
結球しない野生種を改良して現在のような結球性キャベツが誕生しました。

キャベツの栄養成分

キャベツは、日本人が最も多く食べる野菜の一つです。
1986年に行われた大規模な調査の結果、キャベツを多く食べる人の死亡率は、食べない人より低いということでした。

漢方医学でキャベツは、骨髄や内臓、関節に良い効果があり、聴力と視力を回復させ、筋骨を強くする効果があるとされています。

またキャベツには、子供の発育の遅れ、消化不良、虚弱などにも用いられています。

キャベツは、加熱してもビタミンCの損失は少ないです。
これはキャベツのビタミンCの構造が独特で、壊れにくいためです。



確認されているキャベツの効能

  • キャベツは、抗体の生成を速め、免疫力を高めます。
  • キャベツには、多くの抗がん物質が含まれています。
    特に豊富に含まれているモリブデンは、がんを誘発する亜硝酸アミンの吸収・蓄積を抑制します。
  • キャベツに含まれているインドール類の化合物は、突然変異を抑制する性質を持つため、がん予防が期待されています。
  • 新鮮なキャベツの汁は、傷口の癒合を促し、炎症を癒す効果があり、胃潰瘍や十二指腸潰瘍、胆道痙攣による腹痛に良い効果があります。
  • キャベツに含まれているビタミンAセレンは、幼児の発育促し、発育不良、発育の遅れなどに良い効果があります。
    また、皮膚や粘膜を健康に保ち病気への抵抗力、抗酸化作用による免疫力の増強、正常な視力の維持などに効果を発揮します。
  • キャベツに含まれるビタミンKは、カルシウムの骨への吸収を助けたり、血液凝固作用によって傷口を早くふさぐ効果があります。
  • キャベツに含まれるインドール化合物は、発ガン物質を解毒する効果があり、ガン予防の働きが期待される。

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