じゃがいも

じゃがいもの成分

漢方医学でじゃがいもは、脾臓に栄養を与え、「気」に良い効果があり、痛みを止め、胃のバランスをとる効用があるとされています。

また、じゃがいもは、胃腸の不調を、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、消化不良、慢性胃痛、便秘、湿疹などにも用いられています。

さらに長寿、痴呆防止、肥満にも効果があると考えられています。

欧米の研究で、じゃがいもには、強い抗ウイルス作用があることが発見され、抗ガン作用、輸血の際にエイズに感染するリスクを低下させる作用も、確認されています。



確認されているじゃがいもの効能

  • じゃがいもに含まれるビタミンC、リグニンは、壊血病に効果的です。
    また、リグニンには、マクロファージの活性能力を2~3倍にアップして免疫力を高め、ガン細胞を抑える抗ガン効果があります。
    大腸ガン、結腸ガンなどの予防にも期待されています。
  • じゃがいもに豊富に含まれているビタミンB6には、動脈硬化を予防する効果があり、脳出血の発病率を低下させます。
  • じゃがいもに含まれるペクチンとアトロピンは、腸の働きを改善し、便秘の解消に役立ちます。
    また、胃潰瘍、十二指腸潰瘍の症状を緩和したり、痛みを止めたりする効果もあります。
    特に、毎朝、新鮮なじゃがいもからしぼり出した汁を飲むと、より効果が高いことが、わかっています。