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キウイフルーツ（キーウイフルーツ）
キウイは、もともと中国の揚子江流域が原産の食材ですが、ニュージーランドで品質改良されたものが一般的です。
その名は、「キーウイ」という鳥に似ていることからつけられました。
キウイは全部で５４種類ありますが、そのうち５２種類は中国原産です。
キウイは、ビタミンCが豊富で含有量はミカンの約１０倍にものぼります。
漢方医学では、キウイは、胃を元気にし、体内の悪い熱やのぼせを取り除き、浮腫の解消、利尿などの効果があると考えられています。
実際、消化不良、尿路結石、関節炎などの治療に用いられ、高血圧、心血管疾患、肝炎を予防する補助治療にも使われています。
キウイフルーツの成分
確認されているキウイフルーツの効能
- キウイフルーツに含まれている多糖類には、細菌感染に抵抗する強い作用があり、免疫の調節につながることがわかっています。
- キウイフルーツには大量のビタミンCが含まれ、発ガン物質であるニトロソ化合物の合成を阻止します。
またビタミンC は、ウイルスを抑制するインターフェロンの生成を促して、免疫力を増強させ、ガンの発生を予防します。
- キウイフルーツの果汁には、心血管疾患の患者の血圧を低下させる作用、高脂血症、動脈硬化、脳血管疾患の予防、肝臓の組織保護作用が期待できます。
- キウイフルーツには、きめが細かく、弾性に富んだ肌を作る効果があります。
このため、中国では「青春果物」「皮膚果物」とも言われています。
- キウイフルーツに豊富なペクチンは、体内で消化されず、便とともに腸内の有害な物質を排出することによって、コレステロールの増加を抑え、生活習慣病を予防します。
- キウイフルーツに含まれるタンパク質分解酵素は、肉や魚のタンパク質を分解してやわらかくし、消化・吸収をよくする働きがあります。
肉や魚料理の際に、キウイを薄くスライスしたものやしぼり汁を添えると良いでしょう。
