海エビ

いせえび

海エビには、紅蝦(イセエビ)車エビ、コウライエビ(タイショウエビ)などがあります。

イセエビは、身だけでなく頭の部分を使ったスープも人気があります。

海エビは川エビに比べて、コレステロールがかなり低いこともわかっています。
効能は、どの海エビも大差はありません。

漢方医学では、海エビは、腎臓の虚弱による早漏、ED、脾臓や胃の虚弱、産後の虚弱、皮膚の潰瘍、丹毒、神経衰弱に効果があると考えられています。

また、腰痛、めまい、月経過多などの治療にも用いられています。

海エビには食欲を増進させる効果や、免疫力をアップさせる効果があります。

海エビの成分

  • 車エビやコウライエビはビタミンA,Eが豊富。
    イセエビはコレステロールが少なく、殻と内臓にβ-カロチン、リンが多く含まれる。


確認されている海エビの効能

  • 海エビに含まれるビタミンAやカロチンは、遊離基(がんを引き起こすもとになる人体内の弊害物質)を排除する作用をもち、身体の免疫力を高めることから、老衰、心血管疾患の予防が期待されます。
    また、腫瘍の誘発を阻止してくれます。
  • 海エビの豊富なビタミンAビタミンEは、体内に吸収されるとカロチンの酸化や破壊を防ぐので、吸収の効率が高くなります。
  • 海エビには、消化システムの働きを促進して、食欲を増す働きがあります。
    海エビの排出液は胃、十二指腸、回腸、膀胱、子宮の平滑筋に収縮作用を発生させます。
  • 海エビの中でも、イセエビにはリンが豊富に含まれていて、カルシウムと共同で、くる病や軟骨病、骨粗鬆症の予防に役立ちます。
    また、脂肪の代謝に有益に働き、血液の流れを順調にして、脂肪の血管への沈着を防ぎます。