マンゴー

マンゴーの成分

  • リン、カロチン類、糖質、有機酸、タンパク質ビタミンA,B1,B2,C,、葉酸、モッショクシ酸、ケルセチン、マンギフェリン、イソマンギフェリンなど

漢方医学では、マンゴーは、消化不良、慢性咽喉炎などの治療に用いられています。

また、マンゴーは「気」に良い効果があり、嘔吐やめまい、船酔いに効くと考えられています。

マンゴーに含まれるカロチンやビタミンAは果物の中でもトップクラスで、ビタミンCも豊富に含まれています。

マンゴーは、カロチンの中でも、特にベータカロチンを多く含みます。
ベータカロチンには、強い抗酸化作用があり、心血管疾患やガンの予防などに効果があります。



確認されているマンゴーの効能

  • マンゴーに豊富に含まれているビタミンCは、壊血病や傷口の癒合などに強い効果があり、ガン誘発物質の亜硝酸アミンの形成を抑制し、胃ガンや食道ガンの発病率を下げる効き目があります。
    また、ビタミンCは遊離基(ガンを引き起こすもとになる人体内の弊害物質)を排除し、免疫力を高めます。
  • マンゴーに含まれるマンギフェリンとイソマンギフェリンは、単純疱疹(ヘルペス)のウイルスを抑制する作用があります。
  • マンゴーに豊富に含まれているベータカロチンは抗酸化作用が強く、遊離基を排除し、細胞の老衰を緩めるほか、心血管疾患やガンの予防にも、効果を発揮します。
  • 未熟なマンゴーには、利尿の作用があり、慢性咽喉炎、脱腸などの症状にも用いられます。