サメ

サメは、肉、皮、ひれ、(フカヒレ)、肝、軟骨と様々な部分での効能が注目されています。

漢方医学でサメの肉は、内臓を丈夫にし、皮には解毒作用があり、ヒレは「気」によく、肺に潤いを与え、食欲増進に効果があるとされています。

近年では、サメの肝臓に多く含まれるビタミンA、Dが注目され、視力の回復や増強に使われています。

また、ガンを予防・抑制する効果や免疫力を高める作用が発見されて以来、サメの軟骨、サメの肝が食品や薬品として利用されています。

サメの成分


確認されているサメの効能

  • サメには、天然の抗がん作用があり、免疫力を高めます。
    サメの肝に含まれるスクワレンは抗がん効果が高く、副作用もありません。
    スクワレン抽出液は、大腸菌、赤痢菌、黄色ブドウ球菌、溶血性連鎖球菌などの病原菌を取り除く作用があります。
    また、肝炎患者の肝障害、火傷や怪我、放射線治療よる皮膚の潰瘍などを改善して、傷口癒合を促進させます。
  • サメの肝油は、質が高く、中に含まれるビタミンAは、夜盲症、眼球乾燥症の防止になどに役立つほか、がん予防の効果があります。
  • サメの軟骨には、特殊なタンパク質とコンドロイチン硫酸が含まれ、抗がん作用があります。
  • フカヒレは、タンパク質がその80%にも及ぶ優良滋養食品です。