ノニ

ノニは、学名学名モリンダシトフォリアという植物です。
インドネシアやハワイ、タヒチなどの1年中高温で雨の多い地域に育つ常緑樹で、日本でも八重山諸島などに自生しています。

インドネシアやハワイなどでは、昔から傷やヤケドに効く外用薬として、また、糖尿病や高血圧に効く内服薬としても利用されてきました。

日本でもノニはジュースとして売られており、美容に関心の高い女性や、糖尿病など生活習慣病が気になる中高年の男性を中心に人気があります。



確認されているノニの効能

  • 南の国に住む人々は、日常的に強い紫外線を浴びています。
    紫外線を浴びると体内で活性酸素が増え、人体にさまざまな悪影響を与え、高血圧症や糖尿病、がんなどを引き起こす原因ともなります。
    ノニには、こうした病気の原因となる活性酸素を取り除く効果があります。
  • ノニには、炎症や痛みを抑える作用、細胞の再生を早める作用があり、活性酸素を除去する力と消炎、鎮痛、細胞再生促進効果があることから、南の国の人々が昔から万病に効く薬として利用されてきました。
  • ノニに含まれている主要成分は、プロゼロニン、スコポレチン、セロトニン、アントラキノン、ダムナカンソールなどで、プロゼロニンは免疫機能の力を高める成分で、パイナップルやパパイヤなどにも含まれていますが、ノニにはパイナップルの800倍も含まれているといわれます。
  • プロゼロニンは、体の中でゼロニンという成分に変化して、免疫機能正常化させる働きがあります。
    免疫力の低い人でも弱っている機能を正常に戻すことにより、その機能を最大限まで発揮することができるようになります。
    そのため、細菌やウイルスなどによる感染症やがんなどに対して十分に対抗できるようになります。
    また、免疫機構が過剰に反応してしまうことによって起こる、花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー症状にも効果を発揮します。
  • スコポレチンには、血管を拡張させる作用があり、血圧を下げて安定化させます。
    そのほか、抗菌作用もあり、リウマチや喘息に効果があり、炎症を抑制します。
  • ノニに含まれている神経伝達物質のセロトニンは、血糖値を安定させたり、睡眠の正常化に働き、不眠症やうつ病の改善に効果があります。
  • アントラキノンは消化器系に作用し、肝機能を強化します。
  • ダムナカンソールは、がん細胞の成長抑制効果があります。


ノニの関連ページ