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何をどのくらい食べれば健康によいのかを考えるときに役立つのが、食品群です。
食品に含まれている栄養素を体内での働きごとにグループ分けしたもので、各食品群からまんべんなく食品を選べば、栄養バランスを整えることができます。
食品を栄養素の働きごとに分ける場合、3つ、4つ、6つの分け方があります。
3色食品群は子供にも簡単で分かりやすい。
4つの食品群は女子栄養大学の創立者、香川綾が考案したものです。
牛乳・乳製品や卵を意識してとることで、カルシウムなど不足しがちな栄養素を効率よく補えます。
6つの基礎食品群は、3色食品群より細かく1日の栄養バランスを管理したい人におすすめです。
自分にとって使いやすいものを上手に利用しましょう。
各食品群から2種類以上とると栄養バランスが整う。
簡単なので、子供に教えるのにも良い。
赤群 | 体をつくるもととなる | 肉、魚、卵、豆、牛乳・乳製品など | 筋肉や血液、骨など、体の構成成分となるタンパク質を含む。 |
緑群 | 体の調子を整える | 野菜、果物、きのこ類など | ビタミンやミネラルなど、身体機能を調節する栄養素を含む。 |
黄群 | エネルギーのもととなる | 穀類、めん類、いも類、油、砂糖など | 熱を生み、エネルギーをつくり出す糖質や脂質を多く含む。 |
牛乳・乳製品と卵を1群として独立させた点などで3色食品群とは異なります。
1~3群で3点ずつ、4群から11点の計20点となると、1日1600Kcalの栄養バランスをよく補えます。
第1群 | 骨を作り、成長を促す | 牛乳・乳製品、卵など | カルシウムやビタミンB2を多く含む。・牛乳コップ2杯:2点、・卵1個:1点 |
第2群 | 筋肉や血液をつくる | 肉、魚、豆、豆製品など | タンパク質や鉄などを多く含む。・魚料理と肉料理合わせて2皿:2点、・絹ごし豆腐1/2丁:1点 |
第3群 | 体の調子を整える | 野菜、きのこ類、海藻、いも類、果物など | ビタミンCやカロテン、食物繊維などを多く含む。・緑黄色野菜120g以上+淡色野菜で計350g以上:1点、・りんご1個:2点 |
第4群 | エネルギー源になる | 穀類、油脂、砂糖など | 糖質や脂質、ビタミンB1などを多く含む。・ご飯茶わん2杯+うどん1玉+食パン1枚:9点、・油大さじ1強:1.5点、・砂糖大さじ1強:0.5点 |
各群から2~3種類以上を組み合わせると、1日に必要な栄養素をバランスよく補える。
3色食品群より細かく管理したい人向き。
3食食品群の赤群 | 1群 | タンパク質が豊富。筋肉や血液をつくる | 肉、魚、大豆製品など |
2群 | カルシウムが豊富。骨や歯をつくる | 牛乳、乳製品、海藻など | |
4食食品群の緑群 | 3群 | カロテン、ビタミンが豊富。皮膚や粘膜を守る | トマト、にんじん、かぼちゃなど |
4群 | ビタミン、ミネラルが豊富。体の調子を整える | 果物、白菜、大根など | |
5食食品群の黄群 | 5群 | 炭水化物が豊富。エネルギー源になる。 | 米、いも類、砂糖など |
6群 | 脂質が豊富。エネルギー源になる | 油、バター、マヨネーズなど |