学童期の栄養の取り方(6~11歳)

6~12歳までを学童期と呼びます。
小学校の低学年と高学年では背丈も体格もだいぶ異なるように、学童期は骨や筋肉の成長が著しい時期です。
骨を丈夫にするカルシウムや、筋肉をつくるもとになるタンパク質をしっかり取ることが大切です。

近年では、子供の噛む力が低下し、やわらかい食べ物を好む傾向があります。

しかし、噛むことは食事の基本で、虫歯予防に効果的です。
食物繊維の豊富な野菜を食べて、噛む回数を増やすようにしましょう。

また、学童期の肥満は成人後の生活習慣病につながりやすいので、動物性脂肪や糖分の取りすぎに注意しましょう。

学童期の栄養摂取ポイント

タンパク質カルシウムで筋肉と骨の発育を促す

筋肉量が増えるため、筋肉の材料となるタンパク質を十分に取ります。
また、身長・体重の増加にともない、骨も長く太くなるため、意識して牛乳や乳製品などを取り、カルシウムを十分に取るように心がけましょう。

食べ過ぎと運動不足に注意して肥満を予防

学童期はハンバーグやスパゲッティ、スナック菓子、嗜好飲料など、高エネルギーで脂質や糖質が多いものを好む傾向にあり、肥満を招きやすい状況にあります。
野菜の割合を増やしたり、食べ過ぎを抑えて運動量を増やすなど、肥満対策が大切です。



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