2013.11.11 カテゴリ：コレステロール

善玉と悪玉コレステロール

体内のコレステロールは胆汁酸、ホルモンなどの材料や細胞膜の成分として重要な役割を果たしていますが、血液中にコレステロールが増えすぎると、血管の内側に付着して、動脈硬化を進行させるリスクを高めます。

血液中のコレステロールはリポ蛋白という物質と一緒に移動しています。

俗にHDLコレステロールを善玉、LDLコレステロールを悪玉と呼んでいます。

これは、LDLはコレステロールを体の各組織へ運び、HDLは逆に余分なコレステロールを肝臓まで戻す働きがあるからです。

一般に血液中のコレステロールの量（血清コレステロール値）が多いと、動脈硬化症が誘因となって起きる脳卒中などの発症率が高いのですが、コレステロール値が高くても、HDLコレステロールの量が多ければ、発症率は低下するといわれています。

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