ストレスと活性酸素

活性酸素はストレスによっても発生します。
ストレスを受けると血液中に、カテコールアミンと呼ばれるストレスホルモンが多く分泌されます。

カテコールアミンは、血管を収縮させる作用をして、血圧や心拍数を上昇させるのです。
血小板を固まらせる作用もあるため、動脈硬化を引き起こすきっかけにもなってしまいます。

さらに、カテコールアミンは活性酸素と結びつき、血管壁の細胞を酸化させ、傷つけます。
すると、白血球が傷ついた血管壁に集まってきて、本来なら、異物を攻撃するため発生させる活性酸素を血管に向けて噴射します。

これによって、血管はますます傷つくことになり、脳内出血などの重大な病気につながっていきます。

このように、ストレスは体に活性酸素を生み出し、免疫力にまで悪影響を与えます。


 

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