呼吸の改善-口呼吸から鼻呼吸へ

自分では口呼吸をしていないと思っていても、口呼吸している人が意外に多いので次のことをチェックしてみましょう。

  • テレビを見ているときに、自然と口が半開きになっている。
  • 冬以外でも唇がカサカサしている。
  • 朝起きたときに喉が渇いている。
  • 朝起きると、喉がヒリヒリ痛い。
  • 前歯が飛び出していたり、歯に隙間が多い。
  • 上下の歯の組み合わせが逆になっている。(受け口)
  • いつも片方の歯で噛む癖があり、噛み合せも悪い。
  • 下唇が上唇より分厚い

以上、該当する項目が多い人ほど、口呼吸している可能性があります。

たとえ口呼吸になっている人でも、ちょっとした工夫で鼻呼吸に変えることができ、日頃から唇を閉じて、鼻で呼吸する習慣をつけることが大切です。

別の方法としては、おしゃぶり訓練があり、子供のようにおしゃぶりで口を使うようにすれば、大人でも鼻呼吸の癖をつける練習になります。

口呼吸の人は、片方の歯で物を噛む癖や、横向き寝、うつぶせ寝の傾向がみられ、これらは、顔や頭をゆがめたり、姿勢を悪くする要因にもなりますが、それらの癖を正せば、口呼吸も改善しやすくなります。

まず、噛むほうの問題は左右バランスよく噛む癖をつけるようにすることがポイントで、その訓練に無糖ガムを唇を閉じて、左右均等に噛む練習をすると良いでしょう。

次に、横向き寝、うつぶせ寝の問題は、枕が大きく関係しています。

枕が高くて固いと顔がどうしても横に向きがちになり、気道も圧迫されるので、低いやわらかいふわふわした枕であおむけに寝る習慣をつけることが重要です。