中国の文献によるトマトの効能

現代の文献 陸川本草より

  • 陸川本草(現代の文献)には、トマトについて次のような記述がある。
    「トマトは体液を増加させ、口の渇きをいやす。また、胃を元気にして、消化を助け、食欲不振を治す」
    これが、漢方医学の視点からの、トマトに関する初めての記述と考えられている。

トマトが中国の食卓に上るようになったのは、わずか100年前のことです。

そのため、漢方医学の文献には、トマトの記録はそれほど多くありません。



18世紀初期に、トマトは、初めて西洋の食卓に上るようになりました。
それ以前は、ヨーロッパの人々から有毒植物と思われていたのです。

伝説によれば、18世紀の初め、フランスのある画家がトマトを食べてみたところ、無毒だということがわかり、ヨーロッパの食卓に上るようになったということです。

その1世紀半後、トマトはアメリカ人にも受け入れられ、ケチャップやトマトジュースとして、愛用されるようになります。
現在、、アメリカは、世界最大のトマト生産国になっています。