中国の文献によるマッシュルームの効能

元時代の文献 飲膳正要より

  • マッシュルームは、滋養、強精効果を持つ食材である。
    また、羊肉と合わせた麺類や、スープの料理法があり、そういった料理はすべて王族に献上された。
    ただし、マッシュルームを多食すると病気を引き起こす。

明時代の文献 本草網目より

  • マッシュルームは胃腸に良い効果があり、痰を消し気虚(臓腑機能の減退)、気逆(むせること)などの症状を治す。


宋の時代の皇族は、外遊するときにマッシュルームの料理を持っていき、食べていたようです。
マッシュルームが貴族にとって重要な食材であったことが伺われます。

明の時代の宮廷では、1年間のマッシュルームの消費量が、2200Kgにも及んだそうです。
人工栽培も始まっていて、皇族も常食していました。

またこの頃、マッシュルームは賄賂の道具に使われていて、地方官にマッシュルームを贈る人たちを歌った民謡が残っています。

清の時代、先祖を称える皇室の祭りには、マッシュルームが山の珍味の一種として、必ず使われていました。

また、高官を慰労するために、皇帝がマッシュルームを授けることもあったといいます。