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年齢を重ねると体にガタがきて、体のあちこちが痛くなるのは、ある程度仕方のないことです。
当然ながら人の体は老化していきます。
多くの人は、体に痛みを感じると、なるべく体を動かさないように、安静にしようとするでしょう。
特に痛みが慢性的なものだと、なかなか体を動かす気分にならないと思います。
しかし、本当は痛いからこそ動かしたほうが良い場合もあります。
特に関節痛や腰痛に関しては、むしろ動かすべき症状のほうが多いと言って良いでしょう。
体に痛みがあるので、あまり体を動かす気分になれないという気持ちはわかりますが、痛いからと言ってあまり体を動かさないでいると、体を動かさないことが痛みの原因になるという悪循環を生む危険性があります。
特に高齢者の場合、痛みを恐れて過度に体を動かさないことが寝たきりの原因になることも多々見受けられます。
つまり、廃用症候群(安静による心身機能の低下)を引き起こしてしまうということです。