中国の文献によるにんにくの効能

南北朝時代の文献 名医別録より

  • ニンニクは、皮膚の潰瘍、化膿による腫れなどを治し、虫の毒を効果がある。

唐の時代の文献 日華子本草より

  • ニンニクは、脾臓や胃を元気にし腎臓の虚弱を治す。
    また、けいれん、腹痛を止めるなどの効果がある。

唐の時代の文献 兵部手集方より

  • ニンニクは、傷口の化膿、中毒などにたいへん良い効果がある。

明の時代の文献 本草綱目より

  • 鼻血が止まらない場合、足の裏の真ん中につぶしたにんにくを塗れば、止血効果がある。
    また、下痢、マラリア、血便、腹痛、丹毒(急性の伝染病)脳卒中などの治療に用いられる。