胡桃(くるみ)

クルミ

漢方医学では、クルミは、精力を増強させ、腎臓を滋養し、腸に潤いを与え、肺を温かくする作用があると考えられています。

また、クルミは、便秘、結石、足腰の痛みなどに効果があり、血行が悪い人や不眠に悩む人にも、大変良いとされています。

クルミは、高タンパクで高脂質かつ、低糖質なので低糖質おやつに最適です。
最大の特徴は、アーモンドやカーシュナッツにはあまり含まれない、オメガ3脂肪酸(α-リノレン酸)が豊富な点で、オメガ6と3の含有比率が良い点です。

近年、中国でクルミは、美容食としても、注目されています。

胡桃(くるみ)の成分



確認されている胡桃(くるみ)の効能

  • クルミは、免疫力を高める血清アルブミンの含有量を増加させます。
  • クルミのリン脂質に含まれている不飽和脂肪酸とコリンの働きにより、脂肪肝を改善させます。
    この働きにより、高血圧、高脂血症にも効果があります。
    また、リン脂質は、長時間精神労働に携わっていた人や、肉体労働で疲れた脳を元気にします。
    しかもリン脂質は、細胞を活性化させ、脳動脈硬化の予防に効果的です。
  • クルミは、血清に含まれる過酸化脂質とコレステロール値を低下させることから、老衰を緩和させる効果があります。
    また、クルミに含まれているビタミンEも老衰を緩和させます。
  • クルミは、多量のビタミンやニコチン酸を含み皮膚の抵抗力を強くし、艶を良くします。
    このため、美容食としても注目されています。


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