伏羲八卦(ふっきはっけ)

中国最古の、漢方医学の基礎となった本

今から約7000年前の、紀元前5000年よりも前に、帝王として君臨したと言い伝えられている伏羲によるものといわれています。

「八卦」とは、占いの基であり、現代の漢方医学を構成する重要な要素ですが、伏羲がその基礎を作り上げたといわれています。

さらに伏羲は、当時の民に、網を使っての漁業、家畜の飼育、武器の製造などを教え、干支暦を創始した人物であるとも言われています。

この時代は、まだ文字は発明されていないため、伏羲八卦は、代々人々に言い伝えられ、そして周の時代になると、その内容は、竹に文字を彫ってまとめられました。



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