ブロッコリー

ブロッコリーは、アブラナ科の野菜で、カリフラワーと同じ、キャベツの変種です。
日本では1970年代に普及し始めました。

ブロッコリーの栄養面でのすごさは、なんと言ってもビタミンCの豊富さです。
その量は、じつにレモンの約2倍、じゃがいもの7倍にもなり、ブロッコリー100gでビタミンC、1日の必要量が摂れる計算です。

ブロッコリー

ブロッコリーにはほかにも、野菜としては豊富なタンパク質や、ビタミンAビタミンB郡、ビタミンEカルシウムカリウム、さらに食物繊維まで、体に良い成分がたっぷりです。

目にもおいしい緑色のブロッコリーには、血中のコレステロールちを下げると共に、抗酸化作用の大きい葉緑素(クロロフィル)が豊富です。
また、インスリンの働きを助けて血糖をコントロールするミネラル成分のクロムや、胃粘膜を保護して胃炎や胃潰瘍を防ぐビタミン様成分ビタミンUなど、注目の成分も多様に含まれています。

ブロッコリーのビタミンでは、これ以外にも、血液凝固や、カルシウムの骨への吸収に関わるビタミンKや、B郡の仲間で細胞の分裂や発育、赤血球を作る作用に必要な葉酸など充実しており、栄養の宝庫といってよい野菜でしょう。

また、1株食べても40キロカロリーと、低カロリーなのも大きな魅力の食材です。

ブロッコリーの注目成分



確認されているブロッコリーの効能

  • ブロッコリーに含まれるビタミンCは、細胞同士をつなぐコラーゲンを生成して皮膚や血管を丈夫にするほか、免疫の強化で風邪を予防し、高い抗酸化力によるガンや動脈硬化の予防や、シミ・ソバカスを防ぐ美肌効果もあります。
  • ブロッコリーの豊富なビタミンは、皮膚や粘膜の健康、免疫力・抵抗力の強化(A・C)、高い抗酸化力による生活習慣病予防(A・C・E)、あるいは糖質や脂質の代謝促進で体を細胞レベルから元気にしてくれる健康効能があります。
  • ブロッコリーには、豊富なビタミン、ミネラルのほかに、発ガン物質を抑制するインドール化合物や特有成分のスルフォラファンが含まれており、がん予防に力を発揮します。

ブロッコリーの選び方

ブロッコリーを選ぶときは、茎が太くしっかりしているもの、切り口がみずみずしいもの、花蕾が硬く閉じていて密集しているもの、こんもりと盛り上がっていて、緑が鮮やかなものを選ぶと良いでしょう。

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