ファイトケミカルで白血球を活性化

免疫力を高める要素の一つにファイトケミカル(植物由来の抗酸化栄養素の総称)があります。
これは植物に含まれる色や香りや苦みなどの成分で、淡色野菜に多く含有されています。

淡色野菜の一つである玉ねぎには、いろいろなファイトケミカルが多く含まれています。

これを有効に摂取するための方法として玉ねぎをみじん切りにして酢漬けにします。
酢には、有効成分を抽出する働きがあり、さらにみじん切りにすることによりエキスを逃さずに摂取できます。

キャベツも同じく淡色野菜で、ファイトケミカルを豊富に含んでいるので積極的に食べたい野菜の一つです。

特に、旬の春キャベツには、成長成分が多く、ファイトケミカルも豊富に含まれています。

食べ方としては、玉ねぎの酢漬けは生なので、キャベツは温野菜で食べるのが良いでしょう。
これは、ファイトケミカルを違った状態で摂ると相互効果で、より白血球が活性化され、免疫力を高めることができます。

緑茶が白血球を活性化させる

免疫力を上げるには、ウイルスや細菌を撃退する作用を持つ白血球を活性化させることが重要ポイントです。

この白血球の働きを高めたり、助けたいするのがファイトケミカルでポリフェノールもその一種です。

ポリフェノールには、強い抗酸化作用を持っており、活性酸素を除去して、発ガンや老化を阻止します。

ポリフェノールは、種類が多く赤ワインに含まれているのは有名ですが、ブルーベリーに含まれるアントシアニンや緑茶のカテキンもポリフェノールの一種です。

抗酸化物質は、毎日摂ることが大切なことを考えれば、緑茶が手軽で良いでしょう。
緑茶を毎日4~6杯をめどに飲むと良いでしょう。

緑茶のカテキンは、ビタミンCより強い抗酸化作用があります。
玉露や抹茶なら、葉ごと摂取できるのでより効果的です。