バナナ

バナナには、胃を刺激する酸が少なく、完熟のしたものには果糖やブドウ糖など、消化しやすい還元糖が増えていますので、病人やお年寄り、子供にも安心の食材です。

バナナ

バナナの含まれる糖質の量は、2本でご飯1杯分になるほどの高エネルギーのうえ、豊富なビタミンB2とクエン酸が働き、疲労の原因となる乳酸やピルビン酸を分解してくれるため、スポーツ選手の栄養補給食としても盛んに利用されています。

バナナに含まれる栄養素は、糖質、ビタミンB2のほか、タンパク質カリウム水溶性食物繊維が豊富です。

世界の地域によっては、これを主食の一つに扱っている場所もあるというバナナ。
実際、成分的には果物というよりイモ類に近く、全果物中でトップクラスの糖質に加え、カリウムの多さはジャガイモに匹敵するほどです。

バナナの注目成分



確認されているバナナの効能

  • バナナに含まれる水溶性食物繊維のペクチンや、腸内の善玉菌(ビフィズス菌)を増やすオリゴ糖も多いため、便秘予防・改善など整腸効果に力を発揮します。
  • バナナに含まれるカリウムは体内で塩分(ナトリウム)とバランスを取り、細胞の浸透圧を調節しますが、塩分を取り過ぎると、このバランスが崩れて、血管が収縮し血圧が上がります。
    カリウムにはこの過剰な塩分を尿によって排出し、血圧を安定させる働きがあります。
  • カリウムの利尿作用によって膀胱炎や腎炎を予防、水分による体のむくみを改善します。
  • 近年の研究で、バナナには病気に対する免疫力を強化する働きがあることがわかりつつあります。
    マウスによる実験では、白血球の数が増え、ガンの増殖もある程度抑えられるという結果が得られています。


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