椎茸(しいたけ)
生シイタケは一年中見かけますが、一番香りが良いものは春にとれるものです。
秋のものは虫が付きにくいので干しシイタケに適しています。
シイタケのうまみ成分はグアニル酸です。
コンブのうまみのグルタミン酸やカツオ節のイノシン酸と一緒になると、相乗効果でうまみがアップします。
干しシイタケのもどし汁は捨てないで、料理に活用しましょう。
シイタケの成分
タンパク質、多糖類(レンチナンを含む)、脂肪、ビタミンB1,B2,C,D,E、食物繊維、炭水化物、灰分、カルシウム、エルゴステリンなど
確認されているシイタケの効能
シイタケはビタミンB2とD効果のあるエルゴステロールを多く含みます。
このエルゴステロールは体内でビタミンDと同じ作用をします。
生シイタケを天日で乾燥させると、エルゴステロールがビタミンDに変わります。
生の1000倍近くにも増えます。
食物繊維も豊富に含まれており、そのほとんどが不溶性食物繊維です。
また、生にも干したものにも、血中コレステロールを低下させる作用や、ガン細胞の増殖を抑える作用があります。
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