クロレラ
クロレラは植物性プランクトンで、その60%が良質のたんぱく質から成ります。
健康効能の詳細なメカニズムについては解明されていません。
クロレラの培養には光合成培養(明培養)と非光合成培養(暗培養)がありますが、非光合成培養は葉緑素などの利用成分の含有量が少ないため、ほとんどが光合成培養によりつくられています。
クロレラの注目成分
- タンパク質、食物繊維、葉緑素、クロロフィルa、クロロフィルb、総カロテノイド(β-カロテン、α-カロテン、ルテイン)ビタミンC、E、B1、B2、B6、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン、イノシトール、K)、ミネラル(Fe、Ca、Mg、Zn、K、Na)、CGF(クロレラ・グロス・ファクター:動物体成長促進因子)など。
確認されているクロレラの効能
- 血清コレステロール低下作用
- 血圧降下作用
- 抗腫瘍作用
- 抗潰瘍作用
- 免疫賦活作用
- 抗酸化作用
脂質異常症に対する試験
・試験デザイン:プラセボ(偽薬)を対照とした比較対象試験
- 対象:軽度の脂質異常症患者
- 人数:20人(男性8人、女性12人)
- 投与量:クロレラ錠剤(1日3回、食後1g/日)を3カ月間
- 結果:クロレラ摂取群の総コレステロール、LDLコレステロール、Apo A-1が有意に低下しました。