みかん

ミカン

漢方医学でみかんは、肺に潤いを与え、渇きを止め、食欲を増進させるなどの作用を持つと考えられています。

近年、中国での研究調査によって、みかんを良く食べる人には、脳血管疾患の発生率が極めて低いことが、発見されました。

みかんの成分

  • 多糖類(ペクチンなど)、カリウム、クエン酸、リンゴ酸、ビタミンA,B類,C,E、ヘスペリジン、ノミリン、フラボン類など

確認されているみかんの効能

  • みかんの中のフラボン類は、血栓症の凝結要素であるプロトロンビンの活性化を著しく抑え、免疫力を高めることが明らかになっています。
  • 中国の研究チームが5万人以上を調査したところ、みかんを良く食べる人は、脳血管疾患の発病率が極めて低いことがわかりました。
  • みかんに豊富に含まれているビタミンCは、コレステロール値を低下させ、動脈硬化の原因になる脂肪を減らします。
    また、高血圧、脳卒中、壊血病の予防や治療に効果があります。
  • みかんに含まれているヘスペリジン、カロチン、ビタミンCは、新陳代謝を調節し、特に老人の心臓、肺の機能を増強するほか、胃液の分泌を促し、胃腸の消化機能を高めます。
  • みかんには、がんを誘発する化学物質を分解して、ウイルスの運動を鈍化させる物質ノミリンがあります。


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