はちみつ

漢方医学でハチミツは、慢性の便秘、貧血、高血圧、心臓病、肝臓病、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、前立腺、皮膚のアレルギー、角膜の潰瘍、急性赤痢などの治療に効果があると考えられ、広範囲にわたって、治療薬や補佐薬として使われています。

ハチミツの成分

タンパク質、脂肪、多糖類、ビタミンB2,B6,C,E、鉱質、有機酸、揮発油、デキストリン、アルギニンなど。


確認されているハチミツの効能

  • ハチミツに含まれている脂肪酸類物質と遊離アミノ酸は、免疫力を高め、ガンを予防する効果があります。
  • ハチミツには、抗菌・殺菌作用があります。低濃度のハチミツには、細菌を抑制する作用があり、高濃度のハチミツには、赤痢菌、大腸菌、ブドウ球菌などの病原菌に対して殺菌作用があります。
  • ハチミツは、消化器官の粘膜を保護します。
    また、胃潰瘍、十二指腸潰瘍を引き起こし、さらに胃がんを引き起こすピロリ菌を抑制します。
  • ハチミツに含まれるアルギニンは、精力を増強させる効果が見込めます。
    また、ハチミツのアミノ酪酸は、老衰を遅らせる作用があることが、確認されています。