かぼちゃ

かぼちゃの成分

カボチャの果肉が黄色いのはカロチノイド(色素)のβ-カロチンが豊富に含まれているからです。

栗坊南瓜

β-カロチンは、必要に応じ体内でビタミンAに変化して吸収され、皮膚や粘膜を健やかに保ったり、抵抗力をつける働きをします。

パソコンの画面を見過ぎたことによる、目の疲れにも効果的です。

加えてβ-カロチンは、ビタミンAに変わらないまま体内で貯蔵され、強い抗酸化力を発揮するのも大きな魅力です。

体の中に有害な活性酸素が増えると、これが発ガン物質を生成したり、悪玉コレステロールを増加させるため、ガンや動脈硬化などの怖い生活習慣病の原因となってしまいます。

かぼちゃに含まれるβ-カロチンは、この活性酸素を除去して、様々な病気から体を守る抗酸化力が大きいのが特長です。


確認されているかぼちゃの効能

  • かぼちゃに含まれるβ-カロチンは、免疫力を高め、ガン細胞が発生したときに戦ってくれる免疫細胞(マクロファージ)などを活性化させる働きがあります。
  • かぼちゃに含まれる、トマトをしのぐ量のビタミンCは、細胞同士をつなぐコラーゲンを生成し、皮膚や血管丈夫にするほか、免疫の強化で風邪を予防します。
    さらに、β-カロチン同様、抗酸化作用によるガンや動脈硬化などの生活習慣病といった働きもあり、シミ・ソバカスを防ぐことによる美肌効果も期待が大きいです。
  • 野菜でトップクラスの含有量を誇るビタミンEは、抗酸化作用のほか、末梢の毛細血管を拡張させ、冷え性や肩こりを改善するこうかがあります。
    抗酸化作用による細胞レベルの老化予防に加え、ホルモンの代謝にも関係し、若さを保つ働きをします。
  • かぼちゃの栄養素でもう一つ注目するのは、食物繊維の多さです。
    食物繊維は、それ自体消化吸収されませんが、腸内の老廃物発ガン物質などの有害物質、あるいは血管や内臓に沈着するコレステロールを吸着し、便そのものを出しやすくすることで、これらを体から排泄させる効果があります。


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