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日本ではすでに縄文時代から食用とされ、私達の生活に大変密着した魚で、昔から栄養食品とされてきました。
ウナギはビタミンA効力を100g中4700IU含み、魚類ではトップクラスです。
夏場はビタミンAを豊富に含む葉物の緑黄色野菜の種類が少なくなります。
そういう時期、ビタミンAを豊富に含むウナギは、ビタミンAの補給源として最適な食材といえます。
ビタミンAは粘膜や皮膚を保護し,肌のかさつきを抑える働きがあり,風邪の予防にも効果があります。
また脂肪はタンパク質よりも多く含み、食欲不振の時の貴重なエネルギー源になりますので、夏バテ防止にはもってこいの栄養源といえます。
養殖うなぎは,天然うなぎより,脂肪が多く、脂肪は餌のイワシ、サバに由来するEPAが多く含まれています。
中国の薬膳料理では、できもの、帯下、子供のカンに良いともいわれ、腰、膝を暖める効果があるとして利用されます。
ウナギのキモには,ビタミンA効力を100g中1500IU含みます。キモには強壮効果があります。
土用の丑の日にウナギを食べる習慣は、江戸時代に始まったようです。
夏バテ防止に最適の栄養源ですが、天然ウナギは年々姿を消してしまい、養殖ウナギが1年中売られるようになりました。
味は年間通して変わりませんが、七月末の土用丑が旬です。