心の健康、大切にしていますか?

現代は、職場や家庭での環境・人間関係などから様々なストレスを受けることが多いため、特に心の健康に気をつける必要があります。

夜眠れない・朝起きるのがつらい・やる気が出ない・だるいなど、かつてはなまけ病・気合が足りないなどと片付けられていましたが、こうした些細な変化にこそ、その人の内なる、こころの声が現れている場合があります。

しかし、ストレスは、単なる悪者ではありません。
私たちが充実した生活を送れるのは適度なストレスによる緊張があるからという側面もあります。

重要なのは、ストレスと上手に付き合うことです。

ストレスとの付き合い方

何かに向かって頑張っているときほど、私たちはストレスに気づきにくいものです。
こころの調子を崩しているのに、そのまま頑張り続けてしまうこともあるかもしれません。

ストレスと上手に付き合っていくためには、あなたの身体に現れるストレスサインを知っておくことが大切になります。

ストレスサインとは、私たちが知らず知らずにストレスを受けて苦しくなっているとき、こころや身体に現れる様々な症状のことです。



代表的なストレスサイン

こころのサイン

  • 不安や緊張が高まって、イライラしたり怒りっぽくなる。
  • ちょっとしたことで驚いたり急に泣き出したりする。
  • 気分が落ち込んで、やる気がなくなる。
  • 人付き合いが面倒になり、避けるようになる。

身体のサイン

  • 肩こりや頭痛、腹痛、腰痛などの痛みが出てくる。
  • 寝つきが悪くなったり、夜中や朝方に目が覚める。
  • 食欲がなくなったり、逆に食べ過ぎてしまう。
  • 下痢や便秘をしやすくなる。
  • めまいや耳鳴りがする。

ここに挙げられていないものでも、自分なりのストレスサインをお持ちの方もいらっしゃるかと思います。

こうしたストレスサインが現れているときは、「今、自分のこころが疲れているんだと。」と受け止め、こころと身体を十分に休めてあげることが重要です。

また、日頃からストレスを溜め込まず、生活の中に「あそび」を持たせることも大切です。



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