サプリメントの副作用

サプリメントの副作用については、通常商品に表記されている目安量の範囲以内で利用していればまず心配はありませんが、大量に摂ると、ビタミンやミネラルなどに関しては副作用より過剰症の心配があります。

例えば、ビタミンAは撮り過ぎると頭痛や吐き気を引き起こすなどの過剰症状が心配なため、その摂取にはカロテンとして摂るようにすると安全です。

カロテンは体内でビタミンAに変わるのでプロビタミンAとも呼ばれています。
体内に入ると肝臓に蓄積され、ビタミンAが不足した時、必要に応じて変化します。

ビタミンEは摂取量が多くなりすぎると吸収や運搬される量が抑えられることや、また貯蔵される組織が複数あるため摂り過ぎの心配はないとされていますが、上限値は定められています。

その他、脂溶性のビタミンA、D、Kとミネラルは摂り過ぎると肝臓などに蓄積するため、過剰症が起こりやすくなります。

一方ビタミンCなどの水溶性のビタミンは摂り過ぎると尿や汗となって排出されるので、過剰症の心配はないといわれています。
ただし、ビタミンB6ナイアシン、葉酸は過剰症が認められ、上限値が定められています。

その他、摂る人の体質により副作用が出る可能性はあるので、パッケージやカタログに記載されている目安量をきちんと守ることが重要です。



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