銀杏(ぎんなん)

ギンナン

銀杏は、糖尿を抑制する効果があり、古代中国で「科挙」(官吏の登用試験)を受験した知識人たちは、試験により集中するために、銀杏をよく食べたそうです。

また銀杏には、膀胱の括約筋を収縮させる作用があるため、6歳以上の子供の夜尿症にもよく効きます。

さらに、ざくろ鼻(鼻の先が赤くなる症状)、各種の皮膚病などの治療にも使われています。

銀杏(ぎんなん)の成分

確認されている銀杏(ぎんなん)の効能

  • 銀杏のアルコール抽出物や墳霧剤には、呼吸器官の粘液であるフェノールレッドの分布を増加させる作用や気管平滑筋を緩め、免疫力を高める作用があります。
    また、気管支炎、気管粘膜分泌機能の改善、炎症の軽減などに効果があります。
  • 銀杏には、結核菌を抑制する作用があり、銀杏を水に浸けて得た液は、皮膚真菌に対して抑制効果があることがわかっています。
  • 銀杏の皮に含まれている多糖には、抗がん作用があり、がん細胞を直接はかいします。
    また、皮には、遊離基(がんをひき起こすもとになる人体内の弊害物質)を排除する能力を高め、老化を緩める効果があります。
  • 銀杏の葉に含まれているフラボン類、ビフラボン類は、高血圧、高脂血症、冠状心疾患、老年性痴呆症などに治療効果があります。

 

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