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タバコの煙に含まれているのは、一酸化窒素、発ガン物質のタールやニトロソアミンなどの有害物質です。有害な物質が肺に入ってくるので、身体の防衛機能が働き、活性酸素を大量に発生させ異物を退治しようとします。
この活性酸素が肺の細胞を傷つけ、ガンなどを起こしやすくするのです。ちなみにタバコ1本吸うと、100兆個もの活性酸素が発生するといわれています。
タバコの有害物質は、周囲にいる人の肺にも入るため間接喫煙でも同じ反応が起こってしまいます。
また、タバコを消したあとでも、しばらくの間は、空気中にこれらの有害物質が漂っています。
紫外線は目に見えませんが、皮膚の下の細胞にまで達するほど強いものです。この紫外線も活性酸素を増やす大きな原因となっています。
紫外線を浴びすぎると、シミ、シワ、などの老化現象が促進され、白内障、皮膚ガンなどの病気も起こりやすくなります。
激しい運動を行うと、酸素を大量に消費するために活性酸素が生まれる量も多くなります。生活習慣病の予防にもなる有酸素運動も、呼吸がハアハアとなるほど激しいペースで行うと、活性酸素が増えてしまいます。
ストレスには、精神的なストレス、疲労や睡眠不足、けがなどによるストレスなど色々あります。こうしたストレスは、交感神経を刺激して血管を収縮させ、血液の流れを悪くします。
ストレスがなくなると、血管も元の状態に戻って血液の流れが良くなりますが、この時に、酸素が流れる量も増加します。この際に活性酸素を増やしてしまうのです。
アルコールが肝臓で分解されるときに活性酸素が生まれます。適量であれば問題ありませんが、大量の飲酒は活性酸素の発生量も多くなります。
活性酸素で酸化されやすい脂質の取りすぎや肥満も、活性酸素を呼び込みやすくなります。
また、工場から出されるばい煙や、車の排気ガスによる大気汚染、農薬や殺虫剤を含んだ食品、X線撮影や電磁波なども、体内で活性酸素が生まれるのを促進させます。