唐辛子

漢方医学では、唐辛子には体内の悪い「気」を取り除き、食欲を増進し、消化を促進する効果があると考えられています。

また唐辛子は、嘔吐、腹痛、下痢、消化不良などの治療にも用いられています。

昔から胃潰瘍の人に辛いものは良くないとされていましたが、近年の研究によれば、唐辛子には、胃壁細胞を保護し、胃粘膜の出血、胃潰瘍の発生を防止する作用があることが確認されました。

唐辛子の辛味成分が体の中心部を温め、消化を促進させます。
交感神経を刺激するので発汗作用をもたらし、体脂肪の燃焼や冷え性の予防改善にも期待できます。

また、唐辛子に含まれるカプサイシンには、ガン細胞を抑制する効果があるほか、ダイエット効果も期待できます。

唐辛子の成分


確認されている唐辛子の効能

  • 新鮮な唐辛子に含まれているビタミンC、免疫力を高め、抗がん物質のインターフェロンの生成を促進する作用があるほか、発ガン物質のニトロソアミンの生成を抑制する効果もあります。
  • 唐辛子に含まれるコバルトは、身体の新陳代謝を活発にし、造血系統を活性化させて免疫力を高め、悪性腫瘍の成長を抑制します。
  • 唐辛子には粘膜を保護する作用があり、食欲を増進させたり、消化機能を改善するなど、消化系統に良い働きがあります。
  • 唐辛子に含まれるカプサイシンは、がん細胞の成長を抑制しますが、大量摂取すると、がんを誘発する原因になるといわれています。
    また、カプサイシンには、血糖を低下させる作用もあります。
  • 唐辛子は、体内の脂肪を燃やす性質を持つので、ダイエット効果が期待できます。

唐辛子を直接食べなくても効果あり

唐辛子は経口摂取する以外にも、そのまま皮膚に塗布して体を温めることもできます。
カプサイシン自体は外用しても直接血管を拡張する効果は得られませんが、痛覚・高温などを感じる器官を刺激するので、血液の循環が良くなります。

このため経口摂取したときと近い効果を得ることができます。
靴下の中などに唐辛子を入れたり、アルコールに抽出したものを塗布したりして活用します。
その際、皮膚に疾患がある場合は、使用は厳禁です。



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